”ウエルライフ” = ”楽しく” ”明るく” ”笑顔で” 

一般社団法人ウエルライフ推進協会
 
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能登での地震と豪雨災害にあわれた皆様方、一日も早く復興され、お元気に生活されます事を心より願っています(令和6年9月25日(水))

(一社)ウエルライフ推進協会 代表理事 吉川吉美

ようこそ「ストレスリダクション」に興味を持って頂き、ありがとうございます。

疲れている人に効く、ココロに効く、「ストレスリダクション技法」って何?
一言で説明するなら「ストレスによる緊張をほぐす技法」です。
医療現場で動かなくなった肢体のリハビリに長年使われてきた療法をベースにして、愛知学院大学心理学部に在籍していた吉川教授が開発した、臨床心理学に基づき開発された、リラックスコントロール技法。
「ストレスリダクション」は、固くなっている身体の部位をマッサージするのではありません。「緊張」を自らの力で「抜く」という心理学的な側面からアプローチしていきます。

136329.png 日常の様々なストレス 180795.png 専門家の指導でストレスリダクションメソッドを受ける 138311.png ストレス軽減! 136317.png ストレスでやる気が出ない 161601.png 仕事の合間にも自分で出来るストレスリダクションメソッド 116348.png ストレス軽減!仕事もテキパキ 142709.png その不調の原因はストレスかも 142085.png ストレスリダクションメソッド自分で身につけることもできます 119059.png ストレスから身を守り健康で明るい暮らしをサポート img20210122232002595031.png 会員は全国に拡大中!全国各地に指導者も在席

「ストレスリダクション技法」体験してください

疲れている人に効く「ストレスリダクション技法」って何?
一言で説明するなら「ストレスによる緊張をほぐす技法」です。
日頃の疲れがたまっている人、肩こりが治らない人、なんとなく身体に不調を感じる人、その原因は、本人も気がつかない「ストレス」が原因かも知れません。
自覚のない「ストレス」だってあるんです。
そんな見えないストレスでたまったカラダを緩和する「ストレスリダクション技法」はマッサージではありません。
カラダを緩め、ココロを温め、笑顔をつくる、
…誰でも学べる「ストレスリダクション技法」
まずは、お近くの体験会にご参加下さい

まずは体験 ストレスリダクション日曜勉強会


4月20日(日)開催、ストレスリダクション日曜勉強会のご案内です。
この会は午前の部、午後の部に分かれており、午後は女性限定となっております。
 
会場は名古屋駅から徒歩7分、名古屋駅と地下通路でつながり、アクセスの良い場所です。
この会は今年度4回開催を予定しておりますが、すべて同じ会場になります。
 
参加を希望される方、興味のある方は事務局までご連絡下さい。
 
※お申込みの際は、ご希望の時間帯をお伝えください(例、午後希望)。
 
皆様のご参加お待ちしております。

まずは体験 ストレスリダクション研修会(大阪)

「研修会」という開催名になっていますが、
ウエルライフ推進協会の会員でなくても参加可能。資格取得講座ではありません

主催:ウエルライフ推進協会 おおさか (詳細PDFはこちら)

講師:吉川吉美先生(ウエルライフ推進協会理事長・愛知学院大学元教授・臨床心理士)
会場:旭区民センター(和室)・城東区民センター

2025年度  
第 1 回5 月 25 日(日)
第 2 回 7 月 27 日(日)
第 3 回 9 月 28 日(日)
第 4 回 11 月 23 日(日)
第 5 回 1 月 25 日(日)

(各回 9 時 45 分~16 時 45 分)
参加資格:臨床心理士、ソーシャルワーカー、教員など対人援助職の方、および大学院 生・大学生で対人援助職に就こうと思っている方
申し込み方法 greensquare26@gmail.com までメールで申し込みをしてください

ストレスリダクション技法を受けた方の「声」

ストレスリダクションメソッドを体験した方の声

「ストレスリダクション技法」体験してみよう

疲れている人に効く「ストレスリダクション技法」
 
体験してみないとわからない…という方の為に、全国各地で、体験研修会を開催します。
「うちの街に来て!」というご要望は、問い合わせフォームからご相談ください。
問い合わせフォーム

研修会・体験会を受講した方の「声」

参加者の声から見えた驚きと感動

(2025年春)
先日、自然豊かな岐阜県郡上八幡にて開催されたストレスリダクション研修会は、参加者の皆様にとって心身の変化と新たな気づきに満ちた一日となったようです。研修後、参加者の方々から続々と寄せられた温かいメッセージからは、ストレスリダクションの効果に対する驚きや、講師である吉川先生の施術に対する深い信頼が伝わってきました。

身体の変化と解放感

参加者のIさんは、研修後上半身がすっきりとした感覚を覚えたものの、翌日には一時的な体のダルさを感じたとのこと。「揉み返しでしょうか?」と問いかけられていましたが、その後は回復し、「腰を建てようと頑張ったからでしょうか?」と自身の体の変化を分析されていました。
腰の施術を受けられた別の参加者からは、「足も軽くなりました」という驚きの声が届きました。長年抱えていた体の重さから解放されたような感覚は、ストレスが身体に与える影響の大きさを改めて感じさせてくれます。「力を入れてるわけではないのに順番に緩めていくことでこんなに身体が軽やかになるなんてと驚きの連続でした」という言葉からは、従来の整体やマッサージとは異なる、優しく深いアプローチへの感動が伝わってきます。

吉川先生の存在と「神の手」

多くの方が、吉川先生の穏やかな人柄と確かな技術に感銘を受けたようです。Yさんは、「先生の声がソフトで良かった」と、その優しい声色に安心感を覚えた様子。また、背中に手を当ててもらった際には、温かく感じない部分があったことから、体調との関連性を感じ取られていました。
特に印象的だったのは、参加者のけんちゃん(仮名)の変化です。普段は落ち着きがないというけんちゃんが、研修中ずっと吉川先生のそばに寄り添い、穏やかに過ごしていたといいます。この様子を見た参加者からは、「まさに神の手ゴッドハンド(神)ですね」という絶賛の言葉が寄せられました。また、Tさんも、けんちゃんの落ち着きぶりに驚き、「先生の、低い声、手の触れ方、表情が関係していると思った。素晴らしかった」と、吉川先生の持つ独特の雰囲気や施術法が、子供の心にも安心感を与えたのではないかと分析していました。

ストレスと心身の関係への気づき

今回の研修を通して、「ストレスがこんなに身体に影響してるとは思っていなかったので、忘れないうちに家でも続けてやってみたいと思っています」という声も聞かれました。日々の何気ないストレスが、知らず知らずのうちに心身に負担をかけていることを改めて認識されたようです。研修で体験した体の軽さを忘れずに、自宅でもストレスリダクションを実践したいという意欲が感じられます。

個別具体的な悩みへの寄り添い

研修には、Mさんと甥御さんも参加されました。甥御さんは、研修後表情が良くなり、言葉も出るようになったとのことで、その変化に周囲も驚いたようです。
また、Hさんの奥様からは、直接吉川先生に切実な相談が寄せられました。けんちゃんが吉川先生に非常に懐き、離れなくなったことへの驚きとともに、自宅でも腰に手を当てることを試みているものの、忘れてしまうため再度教えてほしいという要望がありました。ご自身のストレス解消法についても関心を示されています。さらに、けんちゃんの便秘が深刻で、病院では薬の処方のみで終わってしまう現状に悩んでおり、吉川先生と親しい早川先生という小児科医を紹介してほしいという具体的な相談もありました。これらの声からは、参加者一人ひとりの悩みに真摯に向き合い、親身に対応する吉川先生への信頼の厚さが伺えます。

まとめ

郡上八幡でのストレスリダクション研修会は、参加者の皆様に驚きと解放感、そして新たな気づきをもたらしたようです。身体の不調の改善はもちろんのこと、精神的な安定や、ストレスが心身に与える影響への理解を深める良い機会となったのではないでしょうか。特に、吉川先生の温かい人柄と確かな技術は、参加者に深い安心感を与え、心身の緊張を解きほぐす大きな力となったことでしょう。参加者の皆様のポジティブな声は、ストレスリダクションの可能性と、このような研修会の意義を改めて示唆しています。
 


 

顔の吹き出物の改善と笑顔の増加

児童福祉施設職員さんの声

顔のストレスを取る施術が吹き出物の改善と笑顔の増加につながった。心と体が穏やかになったと感じた。力の抜き方を学び、家族・友人にも実践したところ、ポジティブな変化を感じた。(2023.09.13)
 


 

ストレスが軽減された

岐阜県郡上市の体験会参加者の声

体全体がスッキリすると同時に頭がスッキリしました。 足が棒のようになっていて歩きにくかったのですが、全体研修が終わったあと楽に歩けるようになりました(2023/5/28)
 


 

目がスッキリした

岐阜県郡上市の体験会参加者の声

ゆるんだことで肩まわしが楽になりました。軸がしっかりして足がつくようになった。肩甲骨まわりがゆるむと楽になるような気がします。ストレスをとる為にすぐ悪いところを気にかけるのではなく、他の話から少しづつゆるめていくことが大切なのだとわかりました。(2023/5/28)
 


 

肩が軽くなった

岐阜県郡上市の体験会参加者の声

実技は肩が軽くなって、リラックスしているのが自覚できた。良く眠れた。 人と人が関わり合いながら癒しの効果を上げていくことに感銘いたしました。次は「セルフ施術」もぜひ教えていただきたいです。(2023/5/28)
 

もっと知りたい、もっと体験したい!という方、会員になると、ストレスリダクションについて、知見を深め、リラクセイションについて学べます。
一緒にストレス軽減しましょう!

会員の皆様からのご意見・ご感想を紹介しています

ウエルライフ推進協会の会員になって良かったこと、感じたこと、生活が変わったこと、ストレスとの向き合い方、実際にストレスリダクション技法を学び、人に伝えたいと思ったことなど、会員の皆様の生の声を紹介していきます。

 

 

医者に見放された五十肩

ストレスリダクションを受けた方から感想を頂きましたので、こちらでご紹介させていただきます。

 
 
「ストレスリダクション」技法で「五十肩が一瞬で治った」という方の感想コメントを頂きました。ストレスにより緊張している部分を「緩める」ことで、痛みの改善が見られました。
https://youtu.be/-XEiJB_p1Xc

脳細胞は麻痺した部位を繰り返し使おうとすることでかなり回復する

「新型コロナ後遺症へのストレスリダクション症例報告」セミナー参加者から感想を頂きましたので、こちらでご紹介させていただきます。  

 

 
ストレスリダクション法が、コロナ後遺症に対する効果があれば、後遺症で苦しむ方々への朗報になります。しかし、現代医学では、病態のメカニズムが解明され、治療法に至ってはその作用機序が明らかになっていないものは、利用されないのが現状です。

 実際に効果があった、その理由は?早川院長のお話のように、暗示や催眠効果と言われることもありますが、もう一つ、その効果の理由を自分なりに仮説を立ててみました。
 脳細胞は一度ダメージを受けると再生しないと言われていましたが、麻痺した部位を患者さんが繰り返し使おうとすることで、実際にはかなり回復する…という経験を、理学療法士としての脳卒中患者の治療現場で体験しました。これは脳細胞の再学習による治療効果といえると思っています。患者さんが匂いを嗅ごうとする行為に意味があると思いました。

 今回は嗅覚障害に効果があると考えて、においにフォーカスして実施されましたが、コロナ感染での、閉じこもり生活のストレス軽減に重点を置いて実施されても、多くの方が興味を持たれるように感じました。

本題から外れますが、今回の新型コロナウイルスが、我々に嗅覚障害をもたらしたことを考えると、人間に備わっている大切な本能や感覚をないがしろにしてきた我々への警告のようにも感じてしまいました。嗅覚は、最も動物的本能的な感覚です。
(岩月さま・浜松市)
*写真はイメージで本文とは関係ありません

元キックボクシングチャンピオンのお話に共感、よかった!

会員向けに行っている、月一回のオンライン座談会の感想をいただきました。

 

 
オンライン座談会をいつも楽しみにしています。
吉川先生だけでなく、毎回いろいろな分野の方のお話を聞くことが出来ます。
元キックボクシングチャンピオン、佐藤喜洋さんのお話「チャンピオンとストレス」の座談会がとても印象的でした。
「ストレスが栄養」「人との出会いが人生を変える」「素直さが伸びる秘訣」
「素直に聞くことは才能」「上を向けばポジティブな思考に」「健康・体が資本」「自分を好き」など、なるほどと共感できることがたくさんありました。ご本人の体験からおっしゃっている言葉なので、説得力がありました。国語辞典を最初のページから読まれていることについても、コツコツと続けられていて、それがご本人の血となり肉となっているのだと思いながら拝聴しました。
改めて吉川先生の人脈の広さを実感いたしました。  遠山 久美子(愛知県)

*写真はイメージで本文とは関係ありません

ウエルライフ推進協会 一般会員募集中! 

会員は「吉川先生とのwebミーティング(月一回)」に無料参加できます
(オンラインミーティングはオンデマンド視聴できるようになりました)

入会申し込みフォームはこちらをクリック!

勉強会・無料体験会のイベントスケジュール

こちらからご確認ください

これまでの「webミーティング」実施内容(一部抜粋)

 
 

座談会の内容

この座談会では、吉川先生が「心の傷へのアプローチ」について話題提供をしています。心の傷と一口に言っても、その原因や深さは人それぞれです。吉川先生自身の経験や心理治療の現場での事例を交えながら、心の傷の種類、影響、そして具体的なアプローチ方法について解説しています。

心の傷の種類と原因

トラウマ、心的外傷、PTSDなど、様々な呼び方がありますが、いずれも心に残る傷跡を意味します。その原因は、いじめ、虐待、ハラスメント、犯罪被害、事故、災害など多岐に渡ります。
  • 日常的な出来事: ハラスメントやいじめ、虐待など、日常的に起こる出来事が心の傷に繋がるケースは少なくありません。特に、児童養護施設で虐待を受けた子どもは約7割が大人になって同じことを繰り返すという負の連鎖が起こっている現状は深刻です。
  • 自然災害や事故: 洪水や地震などの自然災害、戦争、交通事故なども心的外傷体験となり、多くの人が心の傷を負う可能性があります。

心の傷の影響

心の傷は、意識と無意識の両方に影響を及ぼします。過去の辛い経験は、無意識の中に押し込められ、フラッシュバックとして突然蘇ることがあります。
  • 無意識への影響: 精神分析の概念である「コンプレックス」を例に挙げ、心の中のモヤモヤしたものが心の傷と関係していると説明しています。
  • 意識への影響: 心の傷は、日常生活における行動や思考パターンにも影響を与えます。例えば、人間関係の構築に困難を感じたり、自己肯定感が低くなったりするなどの問題が生じることがあります。

心の傷へのアプローチ方法

吉川先生は、心の傷を消すのではなく、心の傷と向き合い、受け入れることが重要だと述べています。具体的なアプローチ方法としては、以下の点が挙げられています。
  • 傾聴と共感: 心の傷を抱えている人の話を丁寧に聞き、その気持ちに寄り添うことが大切です。
  • 安全な環境の提供: 安心して心の内を話せるような安全な環境を提供することが重要です。
  • 感情の解放: 抑圧された感情を解放することで、心の傷を癒すプロセスを促します。
  • 自己理解の深化: 心の傷と向き合うことを通して、自分自身への理解を深めます。
  • 新たな視点の獲得: 過去の経験を新たな視点で見つめ直すことで、心の傷を乗り越える力を育みます。

具体的な事例

座談会では、具体的な事例も紹介されています。
  • 3歳の女の子の事例: 野球の試合を見ていて、横から手がいっぱい出てくるのが怖いという女の子の事例。この事例では、女の子の恐怖心を理解し、受け入れることから始め、遊びや絵画を通して心の傷を癒していく様子が描かれています。
  • キツネの事例: キツネに憑かれていると感じている人の事例。この事例では、その人の思い込みや不安を受け止め、安心感を与えることで心の安定を図る様子が描かれています。

まとめ

心の傷は、誰にでも起こりうるものであり、その影響は多岐に渡ります。しかし、心の傷と向き合い、適切なアプローチを行うことで、心の傷を癒やし、より豊かな人生を送ることが可能になります。吉川先生は、心の傷を消すのではなく、心の傷と向き合い、受け入れることが重要だと述べています。

 
 
このオンライン座談会は、ウェルライフ推進協会の吉川先生が進行役を務め、同協会研究部門のメンバーである佐々木先生と海老名先生をゲストに迎えて、「ウェルライフの研究」をテーマに開催されました 。       1. 協会の設立とウェルライフの概念 吉川先生は、ウェルライフ推進協会設立の背景として、東日本大震災や熊本地震などの災害がきっかけで、人々のメンタルヘルスの重要性が高まり、ウェルライフの概念が生まれたことを説明しました 。協会は、ウェルビーイング(well-being)を包含する「ウェルライフ」という言葉を掲げ、より良い人生を送るための支援を行うことを目指しています 。具体的には、企業や地域社会にウェルライフを広めるための研修会や座談会などの活動を展開しています 。         2. ゲストの自己紹介と研究分野 次に、ゲストの海老名先生と佐々木先生が自己紹介を行いました。

  • 海老名先生:精神科医としての臨床経験や大学院での研究を経て、現在は大学教員として、ストレスリダクション法などを研究しています 。吉川先生との出会いは、臨床動作法の合宿でのことで、その後、吉川先生が福島県いわき市に新設された臨床心理士養成大学院の心理臨床センターに赴任する際に、立ち上げメンバーとして参加しました 。    
  • 佐々木先生:大学教員として、幼児教育や保育士のストレスに関する研究をしています 。以前は、評価関係の民間企業で全国学力調査の仕事などに携わっていました 。吉川先生とは、秋田にいた頃からの知り合いで、温泉巡りなどを通して親交を深めたそうです 。        
3. ウェルライフの研究についての議論 自己紹介の後、吉川先生をファシリテーターとして、ウェルライフの研究についての議論が行われました。
  • ウェルライフの定義:吉川先生は、ウェルライフとは「より良く生きる」ための概念であり、身体的・精神的・社会的な健康を包括的に捉えることが重要だと説明しました 。    
  • ストレスリダクション法:海老名先生は、自身の研究テーマであるストレスリダクション法について、具体的な方法(マインドフルネス、ヨガ、呼吸法など)や効果、科学的根拠などを紹介しました 。ストレスの多い現代社会において、ウェルライフを実現するための有効な手段となりうると述べました 。        
  • 幼児教育と保育士のストレス:佐々木先生は、幼児教育や保育士のストレスに関する研究成果を報告しました 。保育士は、長時間労働や感情労働などにより、ストレスを抱えやすい職業であり、ウェルライフを促進するための具体的な取り組みや課題などを論じました 。    
  • 研究の重要性:海老名先生は、吉川先生が実践してきたストレスリダクション法などの技法について、これまで研究として十分に検証されてこなかったという指摘がありました 。今後は、研究を通して、これらの技法をより分かりやすく体系化し、社会に役立てていく必要があると述べました 。    
4. 参加者との質疑応答 座談会では、参加者からウェルライフの定義や測定方法、企業や地域社会におけるウェルライフ推進の課題、今後の研究の方向性など、多岐にわたる質問や意見が出されました。
  • ウェルライフの定義と測定:ウェルライフは、人によって捉え方が異なるため、共通の理解を深めることが重要であるという意見や、客観的な指標と主観的な指標を組み合わせて測定する必要があるという指摘がありました 。    
  • ウェルライフ推進の課題:企業や地域社会において、従業員や住民のウェルライフを高めるための具体的な施策や、その効果を測定する方法などが議論されました。
  • 今後の研究の方向性:ウェルライフに影響を与える要因を明らかにすること、ウェルライフを高めるための効果的な介入方法を開発すること、ウェルライフの概念を社会に普及させることなどが重要な課題として挙げられました 。    
5. まとめと今後の展望 最後に、吉川先生は座談会の内容をまとめ、ウェルライフの研究は発展途上の分野であり、今後も多様な視点からの研究が必要であることを強調しました 。そして、参加者に向けて、ウェルライフ推進協会の活動への参加や支援を呼びかけ、座談会を締めくくりました。       この座談会を通して、ウェルライフという概念の重要性や、今後の研究の方向性などが共有され、有意義な議論が行われました。  

 
 
このオンライン座談会は、ウェルライフ推進協会が主催し、「日本に住む外国人のストレス」をテーマに行われました。外国人3名(ヨネさん、ロークンさん、ハイさん)がそれぞれの経験を踏まえ、日本社会における外国人の現状と課題について語りました。 ヨネさんはブラジル出身で、幼少期から日本で育ちました。日本語、ポルトガル語、英語を操り、現在は豊田市役所の日本語指導員として働いています。

  • 言葉の壁: 幼い頃は言葉が通じず、保育園で誤解を受けたり、学校で授業についていけなかった経験を語りました。高校時代は外国人1人という環境で、日本のマナーや文化を知らずに叱られることもあったそうです。
  • 文化・習慣の違い: ラーメンを食べる際の音や、カップラーメンの待ち時間など、日本とブラジルの文化の違いに戸惑った経験を共有しました。
  • 外見の違い: くせ毛であることを理由に、高校の入学式でクラスメイトから心無い言葉をかけられた経験を明かしました。
  • アイデンティティの危機: ブラジル人でありながら日本で育ったことで、「自分は誰なんだろう」という葛藤を抱えていた時期があったそうです。
ヨネさんは、自身の経験を踏まえ、外国人の子どもたちが抱える問題として、言葉の壁、アイデンティティの危機、経済的な困難、家族との離別などを挙げました。 また、ヨネさんは外国人支援として、学校における日本語教育や、教会で行っている心のケア、地域社会との交流イベントなどを紹介しました。 ロークンさんは中国出身で、10年前から日本で暮らしています。現在は愛知学院大学大学院で臨床心理学を専攻し、日本人とのコミュニケーションについて研究しています。
  • 中国人留学生の現状: コロナ禍以降、中国の就職難を背景に、日本への留学生が増加している現状を説明しました。
  • 中国人留学生の悩み: 昔は経済的な問題が大きかったものの、現在は言葉の壁、価値観やマナーの違い、日本人とのコミュニケーションの難しさなどが課題となっています。
  • 心理的なプレッシャー: アルバイトと学業の両立、日本人とのコミュニケーション不足による孤独感などから、精神的な不調をきたす留学生もいることを指摘しました。
  • 研究内容: ロークンさんは、中国人留学生と日本人とのコミュニケーションスタイルの違い、およびそれが適応感に与える影響について研究しています。
ロークンさんは、中国人留学生への支援として、文化背景を理解した上での日本語教育、日本人学生との交流イベント、精神的な健康に関する情報提供、オンラインコミュニティの構築などを提案しました。 ハイさんはベトナム出身で、8回目の訪日です。日本での生活経験もあり、現在はベトナムと日本の人材交流に関わる仕事をしています。
  • 言葉の壁: ベトナムで日本語を勉強して来日しても、実際の生活や仕事で使う日本語には苦労することが多いと指摘しました。
  • 気候の違い: ベトナムと日本の気候の違いに戸惑う人がいることを挙げ、特に冬場の寒さは大きなストレスになる可能性があると述べました。
  • 文化の違い: ベトナムと日本の文化の違いから、職場で誤解を受けたり、トラブルに巻き込まれるケースもあることを紹介しました。
  • 経済的な問題: 多くのベトナム人が借金をして来日しており、日本円安の影響で返済が困難になっている現状を訴えました。
  • 職場環境: 良い職場もある一方、日本人との関係が良好でない職場では、ストレスを感じて帰国してしまうベトナム人もいることを明かしました。
ハイさんは、外国人支援の必要性を強調し、特に経済的な問題を抱えるベトナム人へのサポートが重要であると訴えました。 座談会のまとめとして、吉川先生は以下のような点を強調しました。
  • 外国人が日本で生活する上での様々な困難やストレス、そして支援の必要性。
  • 外国人支援には、行政、学校、地域社会、そして外国人同士の助け合いなど、多様な取り組みが重要であること。
  • 多文化共生社会の実現には、お互いの違いを理解し、共に生きていくという意識が大切であること。
このように、今回の座談会では、それぞれの話題提供者が具体的なエピソードを交えながら、日本社会における外国人の現状と課題を多角的に議論しました。

北海道のウエルライフ推進協会活動の「これまで」と「これから

【伊藤和幸先生】
北海道石狩教育局管内小学校校長を定年退職後、北翔大学短期大学部教授。

 
 
北海道石狩教育局管内小学校校長を定年退職後、北翔大学短期大学部教授。
教諭時代、中米コスタリカ共和国サン・ホセ日本人学校、北海道教職員組合石狩支部長などを務める。
校長になってから、カウンセリング、臨床動作法を学び、吉川吉美先生と出会い、ストレスリダクション法に至る。
1945年生まれ、77歳。
動作法、臨床動作法、ストレスリダクション法と、これまでのご活動の中で感じられたこと、また活動への思いをお話しいただきながら、ウエルライフ推進協会の今後のビジョンをお話し頂きます

「児童養護施設の現場における実態及び課題について」

佐藤邦子先生(社会福祉法人知多学園クローバーライト施設長)

 

 

「発達臨床に浸る」

水口進先生(大洗町教育センター副センター長)

 
 

「あなたの知らない食の秘密」

橋本 宙八先生(マクロビアン・国際半断食研究所主宰)

 
 

「ストレスリダクションケーススタディ」

吉川吉美(ウエルライフ推進協会理事長)

 
 

「JICAの災害復興支援と平和構築支援」

酒本 和彦先生(JICA独立行政法人国際協力機構)

 
 

「個人開業の観点から見たウェルライフ推進協会の役割の可能性について」

坂上頼子先生(教育と福祉の臨床「オフィスかけはし」)
青山正紀先生(あゆみカウンセリングルーム)
海老名悠希先生('ykストレスケアオフィス)

 
 

『東日本大震災から11年、福島は今』

青田由幸先生(NPO法人さぽーとセンターぴあ代表理事)

 
 

『withコロナの現在・・攻めの姿勢でウエルライフ推進協会の今後の活動を考える』

吉川吉美(ウエルライフ推進協会理事長)

 
 

「ウェルライフ推進協会の活動の振り返りと今後の展開」

吉川吉美(ウエルライフ推進協会理事長)

 
 

「脳の働きから読み解く発達障害の捉え方」

早川文雄先生(岡崎市民病院院長・岡崎市子ども発達センター長)

 
 

自粛生活における私のストレス

ウェルライフ推進協会理事長の吉川先生をはじめご活躍されている先生方

 
 
新型コロナ禍による行動制限から発生する様々なストレスとどう付き合っていらっしゃるか

地域を元気にしょうプロジェクト

「郡上オンラインの集い」の主催者、各地域(北海道、茨城、石川)の先生方

 
 
「健康は守るもの」から「健康はつくるもの」へと発想の転換が求められる中で、協会の活動が、健康づくりへの主体的な取り組みの一環

災害時のストレスに対する備え

ウェルライフ推進協会理事長の吉川先生をはじめご活躍されている先生方

 
 
日本は自然豊かな山地に恵まれている一方、地震、台風、集中豪雨による河川の氾濫や土砂災害などに見舞われやすい国
災害時のさまざまなご経験をお話しいただきながら、皆さまと一緒に考えます

中国の健康法について

医学博士であり、ウェルライフ推進協会理事の「嘉祥秀生」先生

 
 

ダナン市(ベトナム)におけるJICAの活動と今後の海外展開について

ウェルライフ推進協会理事長の吉川先生をはじめ海外でご活躍されている先生方

 
 
ダナン市(ベトナム)におけるJICAの活動を中心に今後の海外展開について

お宝まんじゅうの活動報告

 
 
お宝まんじゅうは岐阜県郡上市のウエルライフ推進協会のメンバー達が中心となって、共生社会の実現を目指した活動をしている集まりの名称です。今回の座談会では、その活動の様子を動画を交えて報告

攻めの栄養学

ウェルライフ推進協会顧問の「大澤俊彦」先生(名古屋大学名誉教授)

 
 
機能性食品研究の第一人者であり、NHKの朝イチをはじめテレビ番組にも数多く出演されるなど世界的にご活躍

多文化共生の地域づくり 異文化共生について

 
 
外国から来られて日本に住んでいるアメリカ、ブラジル、中国、ベトナムの方々に、日本に住んで感じたこと、より良い共生を実現するためにどのようなことが必要か・・等をお話していただきます

ストレスと体の影響について 自身の実体験をもとに就労時のストレスが体に及ぼす影響について

いとう税理士事務所 「宮川拓」さん

 
 
京都大学卒、金融機関から大手飲食チェーンにヘッドハンティングされ、その業界を渡り歩く。も、そこでの社内ストレスを受け、そこからの脱出を経験した。今は、税理士事務所に勤務、顧客のよき相談相手として活動している

チャンピオンのストレス

元キックボクサーチャンピオン、K-1ファイター、ムエタイ世界タイトル王者の「佐藤喜洋」さん

 
 
子ども時代、キックボクシングコーチに生き方を学び、その後、プロデビュー。K1では魔裟斗と伝説の死闘。現在はジムの他、整体院などを経営

「感染症の予防と対策について」

アルタン株式会社代表取締役の「鈴木賢一」さん

 
 
長年感染症の問題と取り組み、実績を重ね、柿渋から精製したノロエースなどの商品を開発

秋田でのこれまでの取り組みとこれから

 
 
ウェルライフの活動の原点となった秋田での取り組みを振り返りながら、今後のウェルライフの活動、自分が住んでいる地域をどのように元気にしていくか、について皆様と一緒に考えたいと思います。

保育者・親・子どものストレスについて

青森県弘前市にある柴田学院大学の佐々木典彰先生

 
 
新型コロナウィルス感染拡大に伴い、マスク装着やソーシャルディスタンスという未だ経験したことのない生活スタイルが求められる中、保育現場では何が起きているのか?いつ感染が再拡大してもおかしくない状況の中、保育現場で起こっていることは…。感染が抑えられている今だからこそ、感染再拡大に備え、withコロナという生活スタイルの課題について皆様とともに考えたいと思います。

脳の働きから読み解く発達障害の捉え方

岡崎市民病院院長岡崎市子ども発達センター長 早川文雄先生

 
 
早川先生は長年にわたり、たくさんの子供達の治療に携わってこられました。
豊富な臨床経験に基づく小児科医療現場のお話しを伺います。

 

「ストレスリダクション技法」どなたでも、学べます

ストレスリダクション技法を行うには、臨床心理士、公認心理師の資格は必要ありません。心理職でなくても、誰でも習得できます。まずは「ストレスリダクション」を学び、ご自身のストレス軽減に役立ててください。
定期的に研修会、講習会、そして、資格取得講座も開催しています。
詳細はこちらから…

初級資格取得のススメ

天野先生の体験談
「重度の自閉症スペクトラム」
毎晩夜泣きで朝まで泣き続け、7か月で走り出し、飛び出し防止ベルトが無いとトラックに突進していく長男が、1歳の時に受けた発達検査で告げられた結果です。
その後、目を合わせず、会話もなく、欲しいものがあるとクレーンのように私の手を持って目的のに触れさせ「バッキ(野菜ジュース)。ディク(わらび餅)」と独自の単語を並べる。1日中おもちゃの回転を見続ける。物を持てずに落としてしまう。
落ち着きの無さの中、長女も誕生。こちらも同じく診断を受け、2時間泣き続けて休憩5分後再び泣き出すを一日中繰りかえし、事あるごとに癇癪をおこす。
長男誕生から10年、長女誕生から5年、その間に夫は育児鬱、私はストレス性狭心症になりました。
そんなある日、吉川先生のストレスリダクションと出会いました。
発達障害の子供はいつも緊張している状態。緊張を緩和してあげるにしても筋肉の使い方が解らないこともあるから親が緩和のサポートをする施術を、と言うことで先生の施術を拝見しながら、見よう見まねで自身も挑戦。早速自宅に帰って子供たちと一緒に始めると、最初は興味のない様子の2人でしたが、まず末子の長女の方が
「ぎゅして、ぎゅして」
と肩の上げ下ろしをリクエストするようになり、顔の施術も始めました。そこから少しずつ長男も(顔は嫌がりますが)初級で習ったことを一緒にやっていきました。
子供たちの変化に気付いたのはふとした時の振り返りでした。
「あれ?そう言えば娘が5分置きに悲鳴をあげなくなった。息子が挨拶してくれたな」
と気付いたら、だんだんと子供たちの「出来ること」が増えていて、自身の体の動きにも家族の表情にも意識が向くようになったようです。
2人の療育担当医師も「どうしてここまで発達できたんですか?」と驚いていました。
現在長男19歳は動画クリエーターを目指し専門学校に進学しました。長男は少しずつ話すようになり、吃音はしばらくありましたが、今は滑らかになって日常会話もできていて社会的ストレスは今の所感じないと言っています。
長女14歳は多感なオタクで、創作料理研究家を目指して日々夕食の調理に専念しています。因みに音チック(発声)が有りますが、無理に直すより共生しながら落ち着くことを自身が選択しており、今もストレスリダクションを続けて心身のバランスをとっています。
ストレスリダクションの効果の体験談です。私は出会えて、とても良かったです。先日復習のため初級を再受講しましたが、今の初級はずいぶんと洗練されて学びやすくなったなと思いました。初級で効果は実感できるので、いちど受講される事をお薦めします。

これまでの研修会(資格取得研修会を含む)

「トラウマ」につて

嫌な思い出に悩まされていませんか?ストレスリダクション法がお役に立てるかも知れません

 


2025年2月8日〜9日選択研修③地域支援を開催しました 地域支援とトラウマに焦点を当てた2日間の研修で、戦後の復興から現代社会のストレス問題、トラウマとの関連性を深く掘り下げました。講師自身の経験談や臨床例を交えた講義は、ストレスの捉え方やストレスリダクション法の理解を深める上で貴重な学びとなりました。
研修では、ストレスが心身に与える影響や、具体的なストレスリダクション技法として呼吸法やリラクセーション法などを体験しました。参加者からは「地域住民のストレス軽減に役立つスキルを習得できた」「様々な立場の参加者と意見交換でき、視野が広がった」といった喜びの声が多数寄せられました。
さらに、研修後の食事会では、講師のより個人的な経験や考え方、地域社会との繋がり方などを知ることができ、研修内容をより深く理解する良い機会となりました。参加者同士の交流も深まり、互いに刺激し合う有意義な時間となりました。
この研修で得た知識や経験は、地域社会のストレス軽減に貢献できると確信しています。地域支援に関わる全ての方にとって、有益な学びとなるでしょう。
#ストレスリダクション、#地域支援、#トラウマ、#研修、#呼吸法、#リラクセーション法 #臨床心理

元、長久手市長も…

実利的な心理学的支援方法の開発

 


協会の代表理事「吉川吉美」が2023年11月25日に、長久手市で講演会を行いました。会場には、元長久手市長のお顔も…。
そこでは、ストレスリダクション技法についても解説をし、多くの方に興味・関心を持って頂きました。

保育士のストレス

「保育士」さん対象の研修会。その感想をまとめてみると…

 


協会の代表理事「吉川吉美」が名古屋市こども青少年局からの依頼を受け「保育士」さん対象の研修会を行いました。また11月にも実施予定ですが、先月行われた研修会の感想が届きました

アンケート結果から、ストレスに対する新たなアプローチや改善方法が浮かび上がりました。多くの参加者は以下のポイントを強調しています
  1. ストレスを軽減し、解消するために、考え方やアプローチを変える意識が高まっています。
  2. ストレスの原因を特定し、それに対処することが大切であるとの認識が広がっています。
  3. 善玉ストレスとして捉え、ストレスの一部を捉えながらも、適切に対処する方法を模索しています。
  4. ストレスリダクションを実践し、リラックスし、業務に取り組むことが重要視されています。
  5. 保育の質向上と、保育士のストレス軽減が連動しており、癒しの関係の構築に努力が向けられています。
  6. 職場環境内でのストレス軽減を図るため、風通しの良い人間関係の構築が目指されています。
  7. ストレスを完全に無くすのではなく、軽くするアプローチが支持されており、メンタルの健康への配慮が強調されています。
  8. 楽しい環境で心地よい保育を行うため、笑顔やスキンシップの大切さが再確認されています。
  9. 自己メンテナンスと健康への意識が高まり、ストレスの軽減に取り組む姿勢が強調されています。
  10. コミュニケーション強化、ストレスリダクションのための努力、早期のストレス対応が重要視されています。

これらの洞察を元に、参加者は保育業界におけるストレスの改善と、子供たち、保護者、同僚との良好な関係の構築を望んでいることがわかりました。ウエルライフ推進協会では、吉川をはじめ、多くのストレスリダクションコーディネーターがこの問題に積極的に取り組んで参ります。

写真は、ほぼほぼ観光と美味しいモノですが、「ストレスリダクション」の為には、「アソビ」が必要です。「アソビ」のない車のハンドルは危険です。日本人は「研修」というと「遊んではいけない」という精神があるようですが、「アソビ」がないと、ストレスを貯めるだけになります。海外…というだけでストレスがあるのですから、「研修」だけでなく「観光」「グルメ」といったアソビも大切です!

ウエルライフ推進協会のメンバーでベトナム・ダナン大学での研修会を行ってきました。そのご報告です。

 


ダナン大学での研修についての感想を頂いております。
■「ダナン大学での講義と今後の展望」(病院勤務・公認心理師)
一緒に行った皆さんや、ダナンの方も温かく受け入れて下さり、
とても印象深い研修となりました。
このストレス社会で、障害を持つ方のみならず、健常者と呼ばれる方にもストレスの軽減および心の健康は必要であり、ストレスリダクションは万人向けで、実施しやすいものだと感じました。今後は、ダナン大学との交流やストレスリダクションの周知を、岡崎市や三河病院を通じて実践していけたらと考えています。


■「ダナン・ウェルライフ推進協会ベトナム支部」
目標としていた「ダナンでのウェルライフ推進協会ベトナム支部づくり」に、確かな布石を打って帰ってくることができました。
10年ぶりのダナンは、様変わりしていて、ベトナムに満ちている前向きな空気と、勢いを改めて感じ、帰国してきて満員電車の日本人をみて、なんだか鬱々としているなあ、と感じてしまった次第です。
息子は初めての海外旅行でしたが、また絶対にベトナムに行く!と言っております。とても貴重な、代えがたい体験をしてくることができたようです。

■ベトナムの参加者も熱心で意欲的
大学内の講習会及び観光が2日間でとても充実した日々をすごしました。ホテルには、プールがあるので、そこで泳ぐ時間もあったら良かったのにと思っていました。講習会では、動作法で見逃しやすい技法前の導入に対して、詳細な解説が行われました。また、ベトナムの参加者も熱心で意欲的に参加されていました。

愛知・静岡・岐阜に10箇所ほどの医療拠点を持つ三遠メディメイツ。その中の「豊橋メイツ」で医療従事者に向けた「ストレスリダクション体験会」を開催しました。

 
医療従事者に向けたインナー体験をされた皆さんから、素敵な感想をいただきました。一部抜粋してご紹介します。

ストレスで体を無意識に強張らせてしまっているのを簡単な方法ですーっとリラックスさせ痛みやコリを軽減できることに驚いた。私自身ストレスで身体を悪くしてしまった経験があり思い出すだ けで発作が出てしまうこともあるのでもっと深く学びたいと思った。

普段の生活でいかにストレスを感じているのか、それによる身体の筋緊張がどのように不調に繋がるのかとても分かりやすく体験して実感することが出来ました。

ストレスで体が緊張するなんて不思議だと思った。もっと詳しく聞きたいです。

マッサージなど無しで、体の力を抜くように促すだけですぐに肩が軽くなったり手が挙がるようになるのはすごいと思った。心と体は繋がっていると実感しました

簡単な動作で肩こりや腰痛などが軽くなるのを実際に見る事が出来て大変面白かった。家でも実践できそうだと思った。

習得するには少し難しく感じたがやってみたいと思った。

実践式だったのが良かったです。実際にやってみることで可動域が広がったり、肩や首が軽くなったり改善したことを実感でき不思議な体験でした。

同じ原因のストレスでも人によって感じ方に違いや強弱がある為、ある程度は仕方ない、我慢するしかないと思っていた。ストレスを溜めないように心掛けてはいるが、軽減させる方に意識が向いていなかったことに気が付けました

リラックスすることで筋力が緩んでいくということを知って実際目の当たりにしてこんなにも変わるものなのかと驚いた。肩こりなどは体質だから仕方がないと思っていたがストレスが原因であることもあるということを知ったので緩めることなども心掛けたいと思う。

身体の緊張感をほぐす事で、心も軽くなって行くのかなと思いました。今回の様に対応していただける方が事業所にいつも居ていただけると良いと思いました

家で家族と一緒に出来るのがうれしいです。力が必要でもないので子供にお願いする事も可能なため続けていければ良いです。

皆様、素敵な感想、ありがとうございました。
引き続き、チャンスがあれば、体験会を継続していきたいと考えています。

愛知・静岡・岐阜に10箇所ほどの医療拠点を持つ三遠メディメイツ。その中の「岡崎メイツ腎・睡眠クリニック」で医療従事者に向けた「ストレスリダクション体験会」を開催しました。

 


医療従事者に向けたインナー体験をされた皆さんから、素敵な感想をいただきました。

ストレスが体を固くすることを知り、力を抜いてリラックスすることが必要であるのは勉強になりました。取り入れてやろうと思います。
体の力を抜く(脱力する)ことでストレスが減らせることが実感できた。脱力は意外と難しいが、体験した方法なら脱力することができた。実際に脱力すると、とてもリラックスできた。精神的な ストレスと筋肉のストレス(緊張)は強い関係があると知り、とても驚き精神的ストレスの発散を 肉体的な弛緩で行うという発想にも驚いた。 
  ストレスを抱えた患者へ、リラックスできるような内容でとても勉強になった。実際に体験し、体 もあたたかくなりスッキリした。
人や物、昔の記憶でも強いストレスがか かると聞いて、納得、すぐに実践したいと感じました。
  ストレスを感じた時、その場でゆるめるとよいということが分かったため、仕事中ストレスを感じ た時は実践してみようと思いました。   体験することによって心と身体が軽くなった感じがした。相手に対しての言葉のかけ方や相手への 創意をして認めて声かけなどをすることが大事だと思った。
心理的ストレスの解消を放置しないこと、とのことに考えさせられました。子どもがストレスを受 けやすく、体調に出てしまう時の解消にぜひやってみようと思いました。

肩こり、首こりがあるのですが、この短時間で楽になりました。腰痛も知りたいと思いました。

力を抜くことは簡単なようで難しいので、こうやって人の力を借りて(ペアになり)コツをつかめ たのはいい経験になりました。
  触れることの大切さや、声かけが大事なのがとてもよくわかった。声をかけてもらう事で安心感な ども得られた。 心にたまったモヤモヤがあるときは、体をほぐすことでリラックスするなと思った。ストレスを感 じたら体を動かしたりして、うまく向き合っていきたい。  

2023年5月28日(日)

ストレスリダクション体験会を岐阜県郡上市で開催しました

 


5月28日(日)に郡上市白鳥町で「ストレスリダクション」の体験会を開催します。主催は「白鳥ストレスリダクションを学ぶ会」協賛は「あなたがおたからねットワーク」「ウエルライフ推進協会」
当日は、ウエルライフ推進協会の理事長・吉川吉美が、講義と実技を行い、大変好評で、次のようなご感想を頂きました

・目がスッキリしました。ゆるんだことで肩まわしが楽になりました。軸がしっかりして足がつくようになった。肩甲骨まわりがゆるむと楽になるような気がします。ストレスをとる為にすぐ悪いところを気にかけるのではなく、他の話から少しづつゆるめていくことが大切なのだとわかりました。
・今回 ①力を抜く、②他へ気をそらす、③肯定(認める)言葉のみしか使わない、④何気ない会話の大切さ を確認できました。
・初めて体験させていただきました。ストレス過多の世の中、増々ストレスのコントロールが必要になると思います。社会に広まり、ストレスに苦しむ方々が少しでも少なくなれば良いかと思います。
・人と人が関わり合いながら癒しの効果を上げていくことに感銘いたしました。施術に関しては「セルフ施術」もぜひ教えていただきたいです。
・首と肩のゆるめの課題では、体全体がスッキリすると同時に頭がスッキリしました。足が棒のようになっていて歩きにくかったのですが、楽に歩けるようになりました
・講義は分かりやすく、実技は肩が軽くなって、リラックスしているの
が自覚できた。良く眠れた。

「お宝まんじゅう」の地域でのストレスリダクションの取り組み

「お宝まんじゅう」は、民家を利用した地域共生型のサロンです。そこに参加する人の中からストレスリダクションを学びたいという人が集まって、月に一度ストレリダクションを学ぶ会を開催しています。また、学んだことを地域の居場所つくりに生かしていくために、声がかかれば積極的に地域の様々な集まりに出向いています。私たちは専門的に勉強していないまったくの素人ですが、ストレスリダクションの有効性について感じることが多くあります。ここでは、いくつかの具体的例について紹介します。

 


  • 認知症カフェにて
 認知症当事者、家族、支援者など約30名の集まりで、最初に時間をいただき、それぞれ参加者がペアを組んでもらい体の温めを行ったところ、その後の参加者相互の話し合いが、いつもと違い和気あいあいのとてもいい雰囲気で行われたと主催者から感謝された。
 
  2,ある高齢者のサロンにて
   8名ぐらいの集まりで、肩の弛めと体の温めを行いました。こちらも素人なので
  「こんな方法もありますよ」と紹介程度に行ったのですが、参加された方々がここ
  ち良い体験をされた様で、その後、是非継続してやって欲しいと要望があり、現在
  月1回になり人数も増えた。
 
  • そのサロンの参加者の中で
 ある高齢者の方が、右足か左足か忘れましたが、蜂窩織炎になって治って以来足
首の動きが悪く、歩きにくくなったと言うので、以前吉川教授に教えてもらった足首の弛めをやったところ、その場で良くなり、3ケ月後確認しても良い状態であった。
 ある高齢者の方に首の弛めを行ったところ、自動車の運転で後ろが見やすくなったと言われた。
 ある小脳変性症の方が、杖をついている右肩が痛いというので、触ってみると右肩甲骨が、左に比べ異様に硬く感じられたので、そこを弛めたところ、楽になったと言う。一ヶ月後に確認したところ硬さもそんなになく、歩行が依然とくらべ楽になったと言う。
 ある高齢者と初めて参加した方にペアを組んでもらい、肩→肘→手首→指をゆるめる課題をやってもらったところ、曲がりが悪かったある指が以前のように曲がるようになり喜ばれる。
 
  4、不眠の高校生
    以前からお宝まんじゅうとつながりがある市役所の職員の親戚の高校3年生の男
   子が自動車学校へ行きだしてから不眠傾向にあり心配とのことで、父親と一緒にお
宝まんじゅうにやってきた。高校生に躯幹の捻りを行った後に、顔の弛めを行ったと
ころその場面で眠ってしまった。その日は久しぶりに夜もしっかり眠れたとの報告
があった。
 
 紹介した例は、最近6ケ月以内の例ばかりです。私たちの様な素人でもそれなりに効果があるのだなと、改めてストレスリダクションの有効性を感じています。特に、認知所カフェ、や指の曲がりの悪かった高齢者の例などは、直接触れることがなく、参加者同士で行ってもらったことなので、こうした場面を作っていくことの有効性も感じています。

ただいま報告をまとめております

興味のある方は、事前に事務局までご連絡頂ければ、決定の際に詳細をお知らせします。問い合わせフォーム

 

ただいま報告をまとめております

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詳細決まり次第、公式facebookInstagramなどでお知らせします。

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吉川先生の経歴とストレスリダクションの発展について

  1. 吉川先生の経歴とストレスリダクションの発展

吉川先生は、障害者施設、医療機関、大学などで27年間、心理療法士として活動。様々なケースを通して、(九州大学成瀬教授が考案した)「動作法(動作訓練)」という主に身体に障害を持つ児童におこなう「治療」としておこなわれていた「心理療法」を研究する中で、独自の発展を遂げた「ストレスリダクション技法」を開発。これは、臨床心理士、公認心理師でなくても、施術ができる「ストレス」に特化した技法である。
ストレスリダクション技法は、身体の動きに注目することで、意欲を引き出し、ストレスを軽減するだけでなく、心身の健康を促進する方法で、脳性麻痺、自閉症、鬱、パニック障害、嗅覚障害、トラウマなど、様々な症状に効果がある

  1. ケーススタディ

脳性麻痺の子供の手首の動きを改善
自閉症の子供のチック症状を改善
鬱病患者を回復
パニック障害患者の発作を抑制
嗅覚障害患者の嗅覚を取り戻す
トラウマを抱える人の心の痛みを軽減

  1. ストレスリダクション体験・研修会

吉川先生が考案したストレス解消法を体験
ストレスリダクション技法を学び、実践を重ねることで「自分が緊張している状態」と「緊張していない状態」が、客観的に分かるようになり、「この技法を使う事で、緊張をほぐしリラックスできる」という感覚が得られるようになります。

吉川先生は、今後もストレスリダクション技法の研究開発を続け、多くの人に役立てたいと語っています

募集「能登半島地震」支援ボランティア

〜被災現地でのストレスリダクション体験会開催支援スタッフを募ります

(ストレスリダクション資格者でなくても参加可能です)
文責:吉川吉美(ウエルライフ推進協会理事長) 2024.09.02  

やっと現地へ 

2024年1月1日に発生した「能登半島地震」。ずーっと気になっていたのですが、石川県在住のウエルライフ推進協会会員「谷口」さんの手助けで、会員の荒さんらと一緒に8月の終わりにやっと現地に赴くことができました。現地では、金沢医大の臨床心理士「堀田」さん、小児科医でもあり特定非営利活動法人まるっとの代表も勤める「丸岡達也」医師(穴水)らが受け入れをしてくださいました。
強いショックを受けました
現地までの道路の凸凹が修復されず残っておりましたが、通行には大きな問題はなく、穴水、能登まで行きました。今回の地震で被災した街は、未だ復興が進まず倒壊した建物が多く見かけられ、私は強いショックを受けました。中越地震、東北震災の時は、シヤベルカーなどの重機がすぐに動き出しており復興が目に見えて行きましたが、能登ではそのような復興活動が見られません。
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体験会で効果を体感

 現地の人からお話しを伺うと、被災者はもちろんのこと、自治体職員、医療関係者の多くが、疲弊していました。そこで、現地(穴水、輪島)でストレスリダクション体験会を行ったところ、すぐさま目に見える効果を感じて頂き、大変好評でした。が、このような活動は「継続」が大切であると考えています。
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 同行してくれた荒さんは、次のような感想を述べていました。

東日本大震災の被災者支援の時

に、心に強く残ったこと…それは三つのつなぐということです。

  • 人をつなぐ
  • 場所をつなぐ
  • 事をつなぐ
能登と愛知(ウエルライフ)とのつながりはこれを契機にこれから少しずつ膨らんできそうな予感がします。
 このような意見もいただき、能登での支援活動(被災地でのストレスリダクション体験会)を定期的に継続して行くことを決意しました。

ボランティア支援スタッフ募集

 そこで、この体験会を開催するボランティア支援スタッフを募集します。ストレスリダクション技法資格の有無は問いません。日程詳細は未定です。ボランティア参加者が数名でも集まった時点で具体的な計画に進みます。(基本的には土日に開催。全日に現地入り、翌日に体験会2箇所程度巡回します。ボランティアですので、現地への交通費・宿泊費・食事代などは各自負担となります)
 
 私の趣旨にご賛同頂ける方を広く募集します。まずはメールにて「ボランティア参加希望」の旨をお寄せください。以上、何卒よろしくお願い申し上げます。メールアドレス:Wl_office@welllife.link

 

笑顔あふれる毎日を

「ストレス(緊張)リダクション(削減、減少)法」     
気分すっきり、頭もさえる!     
身体の緊張を、自ら解きほぐす!  
 
  日々のストレス   
     ↓
  「心」「精神」を圧迫
     ↓
  身体の緊張(慢性化)
     ↓
  体調の異変、心の病の発症  
 
 という分析をもとに、身体の「緊張」を自らの力で「抜く」という手法が 「心」の問題解決につながるのでは…と研究を進めました。  
 
現代の社会生活において、ストレスそのものを消し去ることは不可能です。 しかし、受けるストレスを軽減(Reduction)することは可能だと考えたのです。
その方法が「ストレスリダクション」 技法 
 
ウエルライフ推進協会の理事長である吉川は、社会貢献として、この技法を用い、多くの職場や、地域社会で、 数多くの改善例の実績を積んできました。  
 「ストレスリダクション」では、固くなっている身体の部位をマッサージするわけではありません。
「緊張」を自らの力で「抜く」という心理学的な側面からアプローチしていきます。 無意識の中の意識を引き出し、副交感神経を増幅させ、緊張をほぐしていきます。 そのため、この技法を最大限に活かす為には、まだ、どうしても専門家の知識と指導が必要です。  
 
どうして、この技法でストレスが軽減できるのか?
 くわしくは、こちらへ
 
簡単なストレスリダクション技法のパンフレットを作成しました。
 ウエルライフ推進協会三つ折りパンフ20111117.pdf

日常生活の中でストレスの解放ができるようになった

「ストレス(緊張)リダクション(削減、減少)法」を体験した方の声です

・体が緩むと、不思議なことによく寝れる
・猫背は、治らないと思っていました ・開かなかった股関節が、かなり開く様になりました!   ・気分が晴れやかになった
・なにかモヤモヤしたものが消えた

・肩こりがスッキリとれるようになった
・腰痛の悩みが消えた
・リラックスのコツがわかった

・イラッとしたときの対処法がわかった。
・ストレスとは体の緊張だと判った
などなど…

公式facerbook youtube

 
 

協会の活動内容

ウエルライフ推進協会の業務内容

ウエルライフ推進協会の主な業務は以下の3つです。

1)ストレスリダクションコーディネーター有資格者による「臨床心理学」が基礎となった「ストレスリダクション」技法を用いて、自治体、公共団体、一般企業さま、学校、福祉施設などを訪問し、実技セミナーを行い、心穏やかな毎日をお過ごしいただけるようお手伝いさせていただいています。
全国各地、それぞれの地域で活動する「ストレスリダクションコーディネーター資格者」が密着型のサービスを展開しています。
またWEBビデオチャットによる講義指導も行っています。
ご依頼は事務局までお問い合わせください


2)全国各地での「ストレスリダクション」技法の啓蒙・講演活動
  代表理事 吉川吉美(愛知学院大学心理学部教授)による講演、指導の会。
 →吉川への講演依頼などは、事務局までお問い合わせください。


3)ストレスリダクションコーディネーター資格者の指導育成 
 今後、更に需要が高まるであろう、ストレスリダクションコーディネーターを
 日本全国で育成しております。
 →詳しくはこちらから

実践研究報告

笑顔が戻った! - 児童養護施設におけるストレスリダクションの効果を検証

「児童養護施設に入所している児童に対するストレスリダクションの効果について
検証する」
 
実践研究者 :社会福祉法人知多学園 児童養護施設 クローバーライト
       心理士 青山 紗規子、 児童指導員 田中 皓也
研究実施期間:202491日~2025331
 
 昨今の児童養護施設には、愛着の問題や発達の課題を抱え、精神的なダメージを受けた児童が多く入所しており、生活をしていく上で多くのストレスを抱えています。それらの影響を受け、情緒の不安定さや不適応行動が施設の生活の中で見受けられます。しかし、入所児童らが、学校や社会、施設内での他者との生活において抱えているストレスに対して、直接そのストレスを緩和する方法を職員も児童自身も知りませんでした。
 そこで、吉川先生のご指導のもと、児童養護施設に入所している児童にストレスリダクションを実施し、その効果を検証しました。今回は、心的ストレスによる影響と思われる腹痛や頭痛、疼痛、睡眠障害などの身体症状の訴えや、登校渋りや意欲低下が伺える入所児童8名を対象に、ストレスリダクションを個別に一回15分程度を月2回継続的に実施しました。
 施術を受けた児童らは、過度に力が入っていたり、身体感覚の鈍さなど、身体コントロールに不器用さがありました。ストレスリダクションの施術の中で、身体に注目を向けてストレスによってどこに緊張を感じているかを意識させることや、力を入れる・力を抜く動作を通じて、身体の動かし方や力加減を自分の意思でコントロールすることができるようになりました。また、施術者が相手のありのままを受け止め「そう、そう」と認める姿勢で関わったことにより、対象児童らは、自発的に心の緊張を緩和させることができたという体験と、施術者の肯定的ストロークにより自己肯定感を高められ、日常生活における意欲の向上にも効果が得られました。
施術を受けた児童から、「ストレスリダクションをやるようになってから、登校前にお腹が痛くなることがなくなった。」「まっすぐ立てるようになって、いろんなことが良く見えるようになった。」との感想や、職員から「視線が上がり、顔つきが変わった。覇気がある。」「姿勢が良くなり、自信があるように見える。」「施術をした日は、穏やかに過ごしていた。」との報告がありました。ほかにも、慢性的な頭痛や肩こりの減少や睡眠の質が良くなったと身体症状の改善や、夜泣きの減少、学習意欲の向上や人と柔軟に関われるようになったり、表情が良くなりおしゃれを楽しむなどの様子が見受けられました。
これらの結果から、ストレスリダクションは、児童養護施設に入所している児童らの心理的ストレスを軽減させ、心身症状や不適応行動の改善、意欲向上に効果があることが認められました。ストレスリダクションが、常に何らかのストレスを感じている施設入所児童らのストレスを緩和させる直接的アプローチの方法として有効であるため、支援方法の一つとして継続して取り組んでいきたいと思います。

 
ウエルライフ推進協会 ストレスリダクション技法を学ぶ!
入会申し込みフォームはこちらをクリック!

(ストレスリダクションコーディネーター資格を取得したい方は、まず一般会員になっていただくことになります)

入会希望、そのほか詳しくお知りになりたいかたは、こちらから…お問合せページへ!

 

研修会開催申し込み希望の方へ

吉川ほか全国のストレスリダクションコーディネーターが、ストレスリダクション法について研修会を実施しています。詳しく知りたい、体験したい、企業で活用してみたい…という方は、こちらからの研修会開催申し込みからお気軽にお問い合わせ下さい。

 

ストレスリダクションコーディネーターによる
「リラックスセミナー」を体験したい方、
あるいは個別開催をご希望の団体の方へのご案内

0000/00/00

料金の目安

コンテンツ準備中です。

また、急ぎ、個別に、体験セミナーをご要望の方は…
コチラまでお問い合わせ下さい

「ウエルライフ推進協会」設立に際してコメントを頂きました

ウエルライフ推進協会 顧問からのご挨拶
衆議院議員 重徳和彦
ウエルライフ推進協会 顧問からのご挨拶
岡崎市民病院 院長 早川文雄